ライブレポート
神山

神山 清子
Kiyoko koyama


自然釉はどんな色―信楽の山々の緑 大戸川の、深みの青い水色(註)

「土は信楽の山で手掘りし、その原土を何日も天日で乾燥する。土の中の大量の石を選別し練って長年熟成させる。作風は、鎌倉・室町の面影を残しながら、清子独特の新しい造形表現にこだわっている。窯焚きは昔ながらの手法で約2週間焚き続ける。燃料は松の他栗・楢などの雑木を大量に使う。釉薬は一滴もかけない。窯の中の作品が高温の中で焼き崩れる寸前まで焚く、長い長い炎との対話は、体力と気力の戦いである。」

神山清子「私の自然釉」(註)参考「焼き物大好き」神山清子、『湖国と文化』40号(1987) 

 

 

Copyright 2008 魅せられるサポーターズ