勝間田 千惠子
Chieko Katsumata
器から始まった、植物の強さを表現すること。
「同じ形を数多く作らなくてはならない日常づかいの食器では、通りすごしてしまう部分に立ち止まってみて、あるときは、同じ形の器を重ねたり、くっつけたりしながら何かを表現できないかと模索する。例えば、両端のとがった楕円の器をつなげてカボチャのような形を作り、そこで植物の力強さを色で表現できないかと考える。あるいは逆に、植物や鉱物が器作りの大切なモチーフになることも多い。」
勝間田千惠子「思わず触りたくなる器」より
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